手強い肝斑の原因/ worsening Melasma

Malaysiaで暮らし始めて1年半以上経ちました。本当にこの1年はあっという間!

今年の3月半ばくらいから、一気に体調(リウマチ)が悪化しました。それと同時に、今まで無かった肝斑が広範囲で出来、そしてイライラや気持ちの落ち込みなども酷くなり、髪の毛の状態もパサパサになりました。

リウマチが悪化するときって決まってこのように全てが不調になります。知らない間に疲れとストレスが溜まり、自律神経、ホルモンバランスが崩れた事が原因です。

こちらは1年前のペナン旅行にて。この頃は殆ど肝斑ありませんでした!

本当に頑固で厄介な肝斑 / Melasma is very stubborn ..

肝斑は本当に厄介です。以前日本でもマレーシアでもクリニックに行って施術をした事があるのですが、全く改善しないどころか悪化してしまった経験が有ります。こちらでは薬を変えた影響もあるかと思いますし、医師からもそう言われました。

とは言えどうにかしたくて、今回クリニックで医師のカウンセリングだけ受けて来ました。私の肝斑はステージⅡとのこと!!怖。

以前は少しだけ右頬にあり、殆ど他人からは気付かれないしメイクで隠せていたくらい薄かったのですが、今回のはメイクしても隠せない程に濃くなり、左頬にも広範囲に広がりました。

とにかく、体調が悪い上に、メンタル面も不調だったのですが、肝斑が広がった事によって更に私のっメンタルは落ちまくりました。

しかしです

このまま落ち込むような性格ではありません!!笑

ありとあらゆる手段で、かなり改善させました。(自力で

でも過去に行っていたホームケアは今回全く効きませんでした。。。

つまり、個別コンサルなどで自信を持ってお伝えしていた美肌作り(シミを消す方法)のホームケアが私には効かなくなってしまったのです。

何故だと思いますか??

それは原因が以前と違うからです。

私も年齢を重ね、体質も肌質も変わりました。同時に住む場所も全く変わってしまい、それに影響されて行くのは当然。

貴方の肝斑の原因は?/ What is your cause of Melasma?

では肝斑の原因は何か?

肝斑には浅在性、深在性、混合性などの異なる種類があり、原因としては、個々によっても環境によっても違います。医師でも「非常に厄介、頑固」と言います。幾つかの考えられる原因が以下の通りです。

The exact cause of melasma is not fully understood, but there are several factors that are believed to contribute to its development.  These include:

ホルモンバランスによるもの。

環境変化やストレスによる女性ホルモンバランスの乱れや更年期、プレ更年期だけでなく、ホルモン療法、経口避妊薬なども肝斑の原因と言われています

Hormonal change and imbalance

Melasma is more common in women, and hormonal changes during pregnancy, menopause, pre-menopause, birth control pills, hormone replacement therapy, and oral contraceptive use, or can trigger or worsen melasma.


遺伝

遺伝的な要因も一因として関与しているとされています。
具体的には、肝斑を引き起こすメラニン色素を生成する酵素の遺伝子に変異がある場合や、遺伝的な肌タイプによって、肝斑が発生しやすい事も考えられます。

Genetics

Some studies suggest that there may be a genetic component to melasma, as it often runs in families. Genetic factors are also considered to be involved in the development of melasma.

Specifically, if there is a mutation in the genes that produce the enzymes that cause the melanin pigments that cause melasma, it is possible that melasma is more likely to occur depending on the genetic skin type.


紫外線

これはもう、肝斑の1番の原因と言っても過言ではないですね。

紫外線は、肌の表面にあるメラニン色素を生成する細胞・メラノサイトを刺激します。実際メラニン色素は、紫外線から肌を守る役割を持っていますが、強い紫外線を浴び続ける事によってメラノサイトは過剰なメラニン色素を生成します。

これが肝斑を引き起こす原因の1つです。

紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があり、両方の波長帯に長時間曝露することで肝斑が発生する可能性があります。UV-Bは主に表皮に影響を与え、短時間の曝露でも肌を赤く焼けるように刺激します。

一方、UV-Aは肌の真皮にまで到達し、肌の弾力性を作っているコラーゲンやエラスチンを破壊し、更にやヒアルロン酸の減少を引き起こし、肝斑の原因となります。

ホルモンバランスの部分と被っていますが、凄く重要な事なのですが。。。

特に、女性のホルモンバランスが影響を受けやすい妊娠期間中や、ホルモンバランスが乱れがちな更年期になると、紫外線に対する肌の影響が大きくなるため、肝斑が発生しやすくなります。プロゲステロンの分泌が増える生理前もですね。

あーーー、私これだ!!笑

だからこそ、日焼け止めは絶対必須。年中必須。曇っていても必須!!!です。

※日焼け止めを塗ることによって、肝斑が無くなるわけではありませんが、これ以上酷くなるのを防ぐ。これ以上増えるの防ぐ為です。日焼け止めについては、次回以降!

Sun damage

Sun exposure: Ultraviolet (UV) radiation from the sun is a significant factor in the development of melasma. It can stimulate the production of melanin, which is responsible for skin color.

Ultraviolet radiation stimulates melanocytes, cells that produce melanin pigment on the surface of the skin. Melanin pigment plays a role in protecting the skin from UV radiation, but when exposed to excessive UV radiation, melanocytes may produce excessive melanin pigment.

This is one of the causes of melasma.

There are two types of ultraviolet rays, UV-A and UV-B, and prolonged exposure to both wavelength ranges can lead to the development of melasma. UV-B primarily affects the epidermis and can cause the skin to become red and sunburned with short periods of exposure. On the other hand, UV-A can penetrate the skin’s dermis, causing a reduction in skin elasticity and hyaluronic acid, which can lead to the development of melasma. In particular, during pregnancy, when women’s hormone levels are more susceptible to changes, or during menopause when hormone levels can become imbalanced, the skin is more vulnerable to the effects of UV rays, making melasma more likely to occur.

Sunscreen is essential for anyone’s daily life, and extremely crucial for those experiencing melasma.

Using sunscreen doesn’t mean that it removes melasma, but Sunscreen can help prevents melasma from getting worse.

ケミカルピーリング、研磨クレンザーなどの継続的な長期使用 

肌の表面を研磨して一時的に肌を明るく見せるトリートメントを定期的に長い期間続ける事によって、肌は炎症を起こし長い目で見て肝斑が悪化してしまいます。

ケミカルピーリングは、肌の表面にある古い角質層を取り除くために化学的な成分を使用する処置です。しかし、継続的な使用は肌の自然なバリア機能を弱め、乾燥や刺激を引き起こす可能性があります。

研磨クレンザーは、顔を洗う際に微粒子を含んで肌表面を磨く洗顔料です。長期間の使用は肌の自然な保護機能を破壊し、刺激や乾燥を引き起こす可能性があります。

Continued long-term use of chemical peels, exfoliating cleanser

Chemical peeling is a treatment that uses chemical compounds to remove the old layer of keratin on the surface of the skin. However, continuous use can weaken the skin’s natural barrier function, leading to dryness and irritation.

Scrub cleansers are face wash products that contain particles to polish the surface of the skin. Long-term use can damage the skin’s natural protective function and cause irritation or dryness. Therefore, it is important to follow proper usage methods and frequency and avoid putting too much strain on the skin.

ストレス

強いストレスや長期に渡るストレスにより、脳は副腎皮質からストレスホルモンであるコルチゾールを分泌します。

コルチゾールはメラノサイトを刺激し、メラニンを増加させます。

それがシミや肝斑に繋がります。

又コルチゾールは肌の真皮にある線維芽細胞を刺激し、赤みや肌荒れを起こし易くさせます。

また強いストレスを感じると副腎はビタミンCを大量に消費します。ビタミンCは抗酸化作用が高い為、不足することにより肌の不調に繋がるのは一目瞭然です!

Stress can be exacerbated melasma

Strong or prolonged stress can lead to the brain secreting the stress hormone cortisol from the adrenal cortex.

Cortisol stimulates melanocytes and increases the production of melanin, which can lead to skin conditions such as age spots and melasma. Additionally, cortisol can stimulate fibroblasts in the dermis of the skin, causing inflammation, and resulting in skin irritation and redness.

Furthermore, when experiencing strong or prolonged stress, the adrenal glands consume large amounts of vitamin C. Vitamin C is an essential antioxidant for skin health, and decreased levels of vitamin C due to stress can have negative effects on the health of the skin.

強い薬の長期使用

…一部の皮膚用薬や内服薬には、肝斑を引き起こす可能性がある成分が含まれている場合があります。また、薬の使用中に紫外線に曝露されると、肝斑が悪化することが知られています。


…正に私のケースですね^^;

Some topical and oral medications may contain ingredients that can cause melasma. Additionally, it is known that exposure to ultraviolet rays during medication use can worsen melasma.

This is exactly my case as well.

その他の要因

合わない化粧品の長期使用や間違った使い方(肌にとって負担になるケアを継続することなど)、薬の長期使用や甲状腺の病気なども原因と言われています。

Other factors: Other factors that may contribute to melasma include certain medications, cosmetics, and skin care products, as well as underlying medical conditions such as thyroid disease.

又ライフスタイルによっても影響を受けることがあります。
これらの要因は個々によっても環境要因によっても肌質、体質、遺伝によって異なる上に、発生する確率や重症度も異なります。

It’s important to note that while these factors may contribute to the development of melasma, the exact cause can vary from person to person, and not everyone who is exposed to these factors will develop melasma.

こちらに来てからリウマチが悪化して薬を変えたのも影響しているかもしれませんし、紫外線の強さも同時に影響していますが、両方原因として考えられます。

そして、1番はストレスと疲労の蓄積によって自律神経、ホルモンバランスが崩れた事が全ての不調を招いていると確信しました。

何度か美容クリニックのカウンセリングに行って感じたこと。

自分の原因は何なのか?(私これいつも言っています!笑
これを知る事が改善への一歩を踏み出す事に繋がりますね^^

私自身、本来なら直ぐにクリニックに通いたいところですが、何度か英語の勉強や市場調査の目的も含めてカウンセリングに足を運びました。笑.

Malaysiaには沢山の美容クリニックがありますが、カウンセリングできちんと医師が相談に乗ってくれるところじゃないと駄目です!エステとは違うので重要ポイントです。


中にはいかにも医師がいそうなネーミングなのに、カウンセリングに推しの強い姉ちゃんだけが登場し、クライアントの話を聞くというよりコースの売り込みの事しか考えていないのが見え見えだったり。

薬の話をしたら「NO need」と言われた事があります。

こういった美容クリニックでの施術を受ける際は、必ずご自身が服用している薬などがあれば伝える必要があります。

これは絶対大切です。


医師がカウンセリングしているクリニックでは必ず聞かれます。
なので服用している薬や持病などを質問しない、必要ないというようなクリニックは私はお勧めしません。

約2ヶ月間で自力でここまで改善しました。Begore&After

こちらは2022年の10月です。

こちらはスッピン状態ですが、メイクをしたら殆ど目立たない状態。

October of 2022

この頃は殆どメイクしてしまえば問題無しな状態でしたが、やはり肝斑は気になっておりました。前途した通り、以前日本やマレーシアでの美容クリニックの施術で肝斑が悪化した経験が何度かあった為、今直ぐには通う事を断念しています。医師曰く、やはり薬の影響なども考えられるとのことです。

このくらいの肝斑が今年になって、この通り悪化してしまいました。

2023年3月

March of 2023 Melasma got Worsening

右側は特に酷く、実はこれメイクしている状態でした。しかも結構しっかりと!でも全く隠せていません。。

しかも、肌の色そのものがくすんでおり調子の悪さが伺えます。。。涙

そして、この肌が悪化した時期やその前の自分の体調やメンタル面、ホルモンバランスなどを総合的に考え、自分の原因が何なのか大体把握出来た為、

そこにFOCUSして肌を改善させているところです。

↑今ここ。

途中経過ですが、、

2023年5月現在こちらです。

May of 2023 I’m still in the middle of the process, but I’ve improved this much so far.

とりあえず、まだ途中段階ですがここまで改善しました。

右側はまだ少し目立ちますが、かなり改善したと思います。

ちなみに撮影条件(時間帯やメイクの状態)なども全て同じです。当然加工機能も使っていませんよ!笑

お気付きの方いらっしゃるかもしれませんが、肌質自体が変わっているのがわかります。自分でも、肝斑の前に肌質自体が改善された事をまず実感しています。

並べてみると口の横や頬の辺りが薄くなっています。(3月→5月)

ちなみに、5月の眉毛の濃さはアートメイクのリタッチの次の日撮影の為です。(眉のリタッチの記事も又書きます♪)

次回はまず1番の原因と考えられる事にFOCUSして行った事、変えた事肝斑をこれ以上悪化させないために行った事など書いていきますね。

更に肌を改善させて行く予定なので、またそちらのアフター写真も紹介致します。

What is the root cause of my issue? Knowing this can be the first step towards improvement.