目元のクマの原因と対策(茶クマ)

目元の印象は、その人の“疲れ”や“年齢”までも左右します。
私自身も、今年ふと鏡を見て「老けた?」と感じたポイントのひとつが、まさにクマでした^^;

クマは寝不足だけが原因と思われがちですが、実は 種類によって原因も対策もまったく違う のがポイント。
まずは自分のクマがどれに当たるか見極めることから始めましょう。


|クマの種類

茶クマ(色素沈着)
青クマ(血行不良)
黒クマ(たるみ・凹み)

今回は、この中の 茶クマ に焦点を当てます。


|茶クマの見分け方

   では、簡単な見分け方です。

  • クマ部分を軽くつまんでも、色が変わらない
  • 上を向いても濃さが変わらない
  • シミが集まっているように見える


|茶クマの主な原因

茶クマは 色素沈着によるクマ
主な原因は次のとおりです。

● 紫外線によるメラニン蓄積

目元は皮膚が薄く、すぐにメラニンが溜まりやすい部位。

● アレルギーや癖による“擦りすぎ”

花粉症による痒み・乾燥・コンタクトの違和感などで
つい擦り続けてしまうと、摩擦で色素沈着します。

●乾燥

乾燥 → バリア機能低下 → メラニンが沈着しやすくなる悪循環に。

●角質の肥厚

ターンオーバーが乱れ、目元だけ角質が溜まって“影っぽく”見えることも。

茶クマは即効性のあるケアは難しく、長期戦での改善がカギ。


|茶クマの改善策(外側のケア)

■ アイクリームを“正しい方法で”塗る

摩擦しない・優しく塗布するのが鉄則です。また、目元のシワを改善するためにも塗り方にコツがあります。

■ クレンジング・洗顔で絶対に擦らない

目元は特に摩擦NG。

■ お湯で落ちるマスカラを選ぶ

リムーバーの“毎日の摩擦”は茶クマの大敵。

特にマスカラなどアイメークを落とす際に、リムーバーで擦ってしまう人が多いのも事実。オススメはお湯で落とせるものを選ぶか、私の場合はウォータープルーフのマスカラを使用している為、マスカラをした日はオイルクレンジングを使用しています。

こちらです。

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敏感肌にも使えますがマスカラも落ちます。ですが、目元は優しくクルクルとオイルをゆっくりと馴染ませることが大切です。メイクの落とし忘れは茶クマの原因ですからね!

■タオルで拭く時も押し当てるだけ

ゴシゴシは禁物。出来れば優しい素材のものをチョイスしてみてください。

■ 目が痒いときは“擦らず目薬”で対処

(これ本当に辛いですが…涙)特に花粉の時期は注意が必要です。私の場合は、そこまで酷くないのですが痒みが出るようになってしまったので、目元用の清浄綿を常備しておき、優しく抑えるようにしていました。

■紫外線対策を徹底

色素沈着型の茶クマはUVケアが必須。当然ですが、目に入らないように!

■ 温めて血行促進

保湿 → ホットタオルや温コットンで温めると巡りがUP。

■ 美白ケアをコツコツ

すぐに変わらないからこそ、“継続”が最大の武器。


茶クマ改善(内側のケア・食編)

茶クマ=色素沈着なので、基本は 美白ケアと同じ栄養素 が効果的。


●ビタミンC

メラニン還元・抗酸化・美白効果
キウイ、いちご、ミニトマト、グレープフルーツ、ブロッコリー、ほうれん草、パプリカ


●鉄分

血色感UP → くすみを軽減
赤身肉、レバー、あさり、ほうれん草、豆類


●抗酸化ビタミンのA, E

メラニン抑制・ターンオーバー正常化
人参、かぼちゃ、ナッツ類、卵


●ビタミンA、亜鉛(ターンオーバー)

・・・前途した抗酸化ビタミンA,と重複しますが、「肌のターンオーバー」という意味です。

角質肥厚を改善し、肌の生まれ変わりを助ける
卵、レバー、牡蠣、ナッツ、チーズ


その他、お勧め食材・酒粕

酒粕には強力な美白成分が豊富。

  • アルブチン:肌の“漂白剤”と言われるほどの美白効果
  • コウジ酸:メラニン生成を抑制
  • フェルラ酸:抗酸化作用の強いポリフェノール

食事として取り入れてもよし、
スキンケアとして酒粕パックをするのも◎(敏感肌は要注意)

寝不足の場合はどうなる?

寝不足の場合は、まず血行不良を起こしやすくなるため青クマに分類されることが多いです。

血流が落ちると目元がどんより暗く見え、肌全体もくすみやすくなります。
さらに一部では、寝不足によるストレス反応でコルチゾール分泌が増える → メラニンが増えるという見解もあり、茶クマのように“色素沈着っぽいクマ”が強く出ることも。

また寝不足により、疲れやストレスが溜まり老化が促進することを考えると、当然たるみが出てきます。


このように、生活パターンや体質によって青クマ+茶クマ+黒クマのような複合型になっているケースも珍しくありませんので「寝不足イコール青クマ」とは言いきれません。


まずは、ご自身の症状や生活習慣を照らし合わせながら、どのタイプが当てはまるかを見極めてみてください。


まとめ

  • 自分のクマの原因をまず見極めること
  • 摩擦・乾燥・紫外線の3大リスクを徹底的に避ける
  • スキンケアと食事の“両方”でアプローチ
  • 結果が出るまで時間がかかるので、気長に楽しんで下さい!
  • 自分に合うアイクリームを塗ること。乾燥はクマを作りやすくしてしまいます。

焦らずコツコツ続けることが一番の近道です🎶

青クマ、黒クマについても続きます。